還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

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デッキに手すりを



浮気が本気に

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👆こんな台を作っている途中で丸太に浮気心を出しましたが、
あらためて、本気でウッドデッキの階段に手すりをつけることにします。

計画としてはこの黄色く囲ったデッキの淵に2本の柱を立てて、
階段の麓には丸太を立て、
3本の柱を軸に手すりを作っていこうと思います。

最後の角材を

昨年末にウッドデッキ製作で10本購入した角材の残材もこれが最後です。
4mの10本なので、37m以上使用した残りです。

もう残りは2400mmぐらいしかないので、
2本の柱を取ろうとすると、1本が1200mmぐらいですね。

低めのフェンスになりそうです。

この2本の柱は勾配のあるコンクリートの上に立てるので、
立てた後、垂直かつ高さが揃うように上手く刻もうと思います。

勾配に合わせて斜めカット

まず、垂直に立つように、
水平器なども使って勾配を計り、
丸鋸で斜めカットに挑戦です。

丸鋸ガイドの角度を合わせて、半分切断したら、
上下をひっくり返して 角度を調整し直して切断です。

鋸刃をうまく合わせるようにしないと
断面に段差ができてしまいます。

まあ、OKですね。
ちょっとささくれたところはボンドを入れておきます。

高さを揃える

久しぶりにR2D2(レーザー墨出し器)の出番がやってきました。🤗
マイナポイントをはたいて購入したものなので、活躍の場ができてちょっと嬉しいです。

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最初の設置が肝心ですが、
う〜ん、まだ水平が甘い😅

微調整したあと、垂直に気をつけて

水平を出しました

あとは、どちらか低い方に合わせて切断します。

おかげさまでこの辺りの作業はだいぶ小慣れてきました。👍🏻

目隠板と幕板を打って、一旦落ち着かせます。

写真には残していませんが、
ウッドデッキ本体にビス留めしているので、
この2本は十分強度があります。
特に階段側は階段にもビスを打っているので万全と思います。


いよいよ丸太と決戦

もう、決戦という言葉がぴったりな気がします。
2本の柱はほぼ問題なく立ったので、あとは丸太だけです。

ですが、なにしろ丸いので作業台の上でも落ち着かないです。
料理しづらいと言いますか、墨付けだけでも四苦八苦です。

・・・墨付けといえば、後で気づいたのですが、
鉛筆で墨付けを済まそうとするから失敗の傷口が大きくなったと思います。

墨壺とかを使うべきところだったとちょっと悔やみました。

といっても墨壺は持っていないのですが、
チョークラインは持っていたのでそれで代用できたと思います。

丸太の心線とか、 斜めカットの墨線なんかは
指矩などではうまく引けないです。
・・・最初の反省点です。

しかし、気がつくのが遅かった。😩


もっとも、墨がちゃんと出せたからといっても、
刻みの下手さは変わらないのでどうでしたか。。。

たらればの話をしてもしょうがないですが

階段の麓の干渉部分を削る

何を削っているかというと、
丸太と階段の干渉する部分を彫りました。
(右写真)

合わせてみると、こんな感じになりました。
まあ、だいたいOKでしょう

勾配を意識した斜めの刻み

さて、今度は手すりをはめてビスを打つ刻みに挑戦しました。
階段の勾配に合わせて斜めに平たく彫り、
手すりを面で合わせてしっかりビス留めできるように彫ろうと思いました。

しかし、これが、けっこう酷い結果に

とにかく、たくさん鑿で削って彫るのは大変なので、
できるだけ丸鋸を入れてみました。 (なんだかめちゃくちゃ)

しかし、この斜めに丸鋸を入れた角度が
階段の手すりの勾配とだいぶ違っていたことが後でわかります。😩

墨付けがいい加減だった証拠です。

それだけではなく、
そもそも、丸太のどの面が手すりの板と平行になるのか?
というところがダメダメでした。

つまり、この白い点線の部分をしっかり揃えることができれば
もうちょっと綺麗な平面の仕上がりになったと思いますが、
これは丸鋸を入れるたびに少しずつ丸太が回転したのでしょうね。

もっと慎重に、
丸太をしっかり回転しないようにクランプしておけば

少しは"まし"だったかもしれません。

後の祭りですが。。。

上板を受ける掘り込み

さらに無謀かもしれませんが、
手すりに上板を乗せ、
丸太で受ける掘り込みにも挑戦しました。

これは丸鋸の刃を勾配に合わせて角度をつけ、
何回か切り込みを入れて鑿で削りました。

なんか切り口がバウムクーヘンです。

そんなこんなの加工をして3本目の丸太の柱を立ててみました。

ちょっと削りすぎた部分もあるし、
掘った面同士の直角が甘いし(これがけっこう痛かった)、
出来栄えは30点ぐらいですかね。

でも、やり直しも効かないのでこのまま組んでいくことにしました。

手すりの組み立て

まず、丸太の垂直にも気をつけて
手すりをビス留めします。

同時に階段の側板と丸太もビス留めしました。

さらに、笠木をつけますが、
干渉する部分をカットしたり、
階段の笠木は切り口に角度をつけたり、
小細工もしながら組み立ててみました。

少し上から見るとこんな感じの仕上がりです

手すりのビスはダボで埋めてサンディングしました。
ちょっと手間でしたし、そこまでするかという疑問もありましたが、
「手すり」なのでこだわってみました。

丸太のてっぺんは何か乗せますかね?
あまり良いアイデアが浮かばなかったので、
そのまますべすべになるまでサンディングして終わらせました。

こんどランタンでも乗せてみましょうかね。。。🤔

完成

これで良しとして、
防腐剤をたっぷり塗っていったん完成です。

昨年末から年明けにかけて製作したウッドデッキも
こうして、手すりをつけ、オーニングをつけてグレードアップしました。

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義母には良い母の日プレゼントができたかもしれません。

ひかる



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