還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

MENU

デッキ製作DAY2-半世紀ぶりの穴掘り

昨日、資材を調達し、
ウッドデッキ製作2日目の朝を迎えました。

12月28日です。

基礎となる束石を設置して、
調達した材木に防腐剤入りの塗料を塗っていくことにします。



地鎮祭もどき

お神酒を

やはり、工事の無事は最初に願っておかないといけないと思いました。

怪我をしては何もならないので、
気持ちを引き締める意味でも
土地の神には挨拶をしてから始めようと思います。

ということで、現場にお神酒を撒きました。



ペケ台作りにチャレンジ

基礎の束石を設置する前に、
構造用合板2枚でペケ台を作ることにしました。

先生はこの人たちです。
むらたかずさんとよっちゃん

「間違いなく丸鋸が上達する」
という言葉に惹かれました。

丸鋸はどうひいき目に見てもまだまだ「ど素人」です。
少しでも練習しておこうという思惑です。

で、なんとか脚ができました。
(結構時間かかった) 危うく切り込みの上下を間違えるところでしたが、
(内心、絶対にやらかしそうだと思ってた通りの失敗で情けない😩)
でも、ちょっと鋸刃を入れかけたたところで気がづいたのでギリセーフでしょう。
写真でもわかりませんよね?

しかし、昨日のnasubonさんの記事を目にして、プロは違うなあと実感してます。

nasubonnobusan.hateblo.jp

私は脚のこの四角にくり抜くだけでも精一杯でした。

丸鋸の刃を材の途中から墨通りに入れるって素人には難しいです。

と、いいますか、最初は怖いです。

が、この経験が後で床板を切り揃えるときに役に立ちました。👍🏻


脚の高さは悩んだ末、65cmにしてみました。

合板を上に乗せれば作業台になりますが、 脚だけで、ウマの代わりに使いたいと思ったから少し低めです。

作業台だけならもう少し高い方が腰の負担は少なかったと思います。

ついでに構造用合板の残りで
丸鋸ガイドも作っておきました。

写真の向きは逆っぽいですね。
左側がガイドになる部分で 長めの直線切りに使います。

右側はクランプ用の部分です。


1回目の塗装

最初の洗礼は、
4メートルの角材を塗装しようとウマに乗せたときでした。(写真)

重っ!😩

檜の4mの角材は想像以上に重かったです。
モンスターです。

実は前日の材木屋さんで杉を檜に変えてもらったのは8本で、
調達した10本の角材のうちの残り2本は杉材です。

思わず材の選定をしながら比較しましたが、
ちゃんと量らなくてもわかるぐらいに重量が違います。

かなり気持ちがブルーになりました。
この化け物のように重い100ミリの檜の角材を相手に
還暦過ぎのこの体で本当にデッキ製作をやり通せるのか。。。


半世紀ぶりの土いじり

塗装は相方に任せて、
私はいよいよ、現場に束石を設置していきます。

雑に石を置いていきながら、
4mの角材を定規にする作戦に出ました。

水糸をレンガを重石にして貼って直線も出しつつ、
束石の間隔もなるべく一定にして、
設置場所や、あらかたの水平の目安にして
測り間違えのないようにしようという思惑です。

穴掘り3点セット

ある程度の場所の見切りをつけたところで、
いよいよ穴掘りです。

土に穴を掘るなんて・・・
子供の頃以来です。
半世紀ぶりです。  




土は7~8センチの穴を掘って

掘り終わったところで、
砕石を入れます。

それだけでは表面が柔くて沈むので 束石をダンパーがわりにして転圧して押し固めます。

その上にインスタントコンクリートを水で練って敷き、
束石を乗せて、束石の上面の水平を出します。

水平器大活躍です。

上に乗る束柱を垂直に立てるためにも、
この水平を出すことが大事なのだと自分に言い聞かせながら、、、 でも、なかなかに難しい作業でした。


一方、
コンクリートの上の束石は水平を取るために 石の下に厚さ2mmのスペーサーを敷きました。

それらの上にインスタントコンクリートを敷き、
同じように束石の上面の水平を出します。

と、ここで突然体に異変が。。。

急性胃炎に苦しむ

ずっと下向き作業をしていたせいでしょうか?

腰に巻いていたサポーターにお腹を圧迫されたのでしょうか?

激しい胃痛と胸焼けが始まりました。

とてもではないですが、かがむとさらに痛みが増して
作業どころではなくなってしまいました。

すぐに治りそうもないので、
束石のコンクリートで水平を出して固定するのは
相方にお願いすることにしました。

ちょうど、塗装を終えたタイミングでバトンタッチです。
しかし、こんなことで予定通りにウッドデッキは完成できるのでしょうか?

それぐらいひどい痛みに襲われました。

そのまま日が暮れて、
夜になっても胸焼けは治らず、
食事も喉を通らず、
体を横にするとさらに痛みが増すので寝ることもできません。

とうとう、深夜には嘔吐してしまいました。

あとで調べてみたのですが、
胃と食道の間には「下部食道括約筋」というのがあって、
胃の内容物を逆流させないようにするしくみらしいのですが、
年齢とともにその筋肉が衰えて胃酸が逆流しやすくなるらしいです。  

特に、俯いて作業したり、
お腹を何かで締め付けたりしていると
弱っているその下部食道括約筋では胃酸の逆流を抑えることができず、
激しい胸焼けが起こるらしいです。

相方の協力で、なんとか束石までは設置を終えましたが、
明日以降、予定通りに製作を進められるのか、
ひどい寝不足状態にもなりました。

まったく余談を許さない状況になってきました。

(続)

 

Hikaru


にほんブログ村 にほんブログ村へ