還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

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デッキ製作DAY3-柱が立った

夜が明けました。
3日目の朝です。
昨日の束石はどうなっているのでしょうか

昨夜はひどい胃痛で眠れぬ夜でしたが、
容赦なく朝がやってきた感じです。



近くの薬局で薬を買ってきました。

胃薬を飲んで少し落ち着きましたが、
体がいうことを聞かず、少し遅めのスタートです。

束石が決まった

昨日、束石を固定するために使ったモルタルもすっかり硬化していました。
今更、面の水平を確認したところで、どうにもならないので先に進みます。

ところで、
東京でデッキの床面の高さを考えていた時、少し悩みました。

掃き出し窓のサッシのレールの高さに合わせて
ほぼフラットにしてしまおうかどうかというところです。

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戸袋の出っ張り

しかし、現地を見てそんな悩みは無用なことがわかりました。

床板の面は戸袋の下にすべきです。

そうしないと床板とでっぱりのある戸袋が干渉してしまいます。
無駄な刻みをする時間もないし、
隙間も空いて、
とても綺麗には仕上がらないでしょう。


柱を荒切りする

束柱の長さは?

戸袋の下から地面まで測ると、
ざっくり600mmでした。

1列目と2列目の束柱は大引きを乗せるだけの計画です。  

そこから
床板の42mm、
大引きの100mm、
基礎パッキンの20mm、
束石の高さ120mm
を引いた残りの318mmが束柱に欲しい最低の高さということになります。

ならば、最終的に高さは切り揃えるとして、
荒切りは360mmにしておこう。

それならば、丸鋸の刃の厚みを考えても
4mの角材1本から10本取れちゃうじゃん。

というわけで、1列目と2列目の束柱10本は
1本の角材から切り出すことにしました。

角材の切断作業は少し離れたガレージで行います。

しかし重量級の角材は下の方に埋もれていて、、、😓
段取りが悪いです。
何も考えずに塗装した順に積み上げていました。



100mmの角材は165mmの丸鋸では1回で切れないのは学習しています。

素人は3回で切ったほうが切り口が平になるってネットで誰かが書いていましたが、
ひかるはその素人以下でした。

切り口は束石の上に立たせる面なので垂直にも気をつけなければいけないのに、
平たく綺麗に切れたのはせいぜい3割ぐらいです。

切り口のやすりがけは必須でした。
切り口の垂直だって怪しいものです。

でも流石に最後の頃は少しは慣れて上達したと見えて、
表裏2面を切って綺麗に平面にできるぐらいにはなりました。
ww。。。本当は最初からそうしたかったですが。

やはり、何事も経験ですね。


元末に気を使う

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以前のブログに書いたように、柱の元末も気にしました。
が、はっきりいって、これも素人には判断が難しいです。

予習してきた見極め方は

  • 芽の向き(基本的に末に向かって枝は生えるということらしい)、
  • 芽の多い少ない(末の方が芽は多いらしい)、
  • 赤みのある無し(元の方が色が濃いものらしい)、
  • 木口の年輪(元の方が年輪が多いらしい)

などでしたが、 実際の材を前にして本当のところはよくわかりませんでした。
頭でっかちの理屈だけでは難しいです。

でもそこで立ち止まっているわけにもいかないので、
(逆さまだったらごめんなさい)
と、内心檜に頭を下げながら、 私なりに見極めました。

そして、切り口の木口には材木屋さんに教わった通り、
べちゃべちゃに(この表現がぴったりだと思う)
防腐剤入りの塗料を塗りたくりました。


ピンチ!丸鋸壊れた?

さらに、3列目の5本の柱は1600mmぐらいで荒切りしました。
が、1600mm というと、4mの材のほぼ中央です。

床に枕材を敷いて切断した方が安全か、
ペケ台の脚の上の高い位置で潔く切断するか、
素人はこんなところでも迷います。  

結局、ペケ台の脚の上の腰高で切断することにしましたが、
ある線をまさに切断中に丸鋸が「ガタン」といって突然停止!(怖)

え〜😱

材から外して、スイッチを入れるとちゃんと回転するようです。
ではもう一度。。。

しかし、切断しようとして刃を入れると、
やはりまた「ガタン」といってまた停止してしまいます。(恐怖)

回転はするのに、切断できないのは刃の問題か??
もしかすると刃を交換すべきなのかもしれない。。。

素人は本当におバカです。
幸か不幸か(この場合不幸でした)、
すぐ近くにホームセンターがあるので丸鋸の刃を買いに走りました。

さて、刃を交換するのはどうすれば良い?
(このぐらいの道具のことは事前に知っておくべきです。焦る焦る💦)

六角レンチが必要! え〜、そんなの東京から持ってきていない😭

と思ってよく見たら

丸鋸の取手の脇に刺さっているではありませんか😊

さすがマキタさん
(というか普通のことなのかな)

とにかく丸鋸の刃を交換してみることにします。
で、レンチで緩めようとした時です。

えっ!
ゆるっ!!

もしや、この留めネジが緩んでいただけ?

本当にど素人です。
道具のことがよくわかっていないです。

レンチで締め直すだけで無事に仕事をこなしてくれました。

おかげさまで、丸鋸の刃のストックができました。


束石の上に並べてみた

そんなわけで、やっと荒切りを終えた材を 束石の上に基礎パッキンを敷いて立たせてみました。

う〜ん、なんとなく完成イメージがちょっと湧いてきました。😊

ここで、実はすでにもう設計変更しています。

右の絵のように2列目の真ん中の柱も手すりの柱にして、
赤枠部分に階段をつけようと目論んでいたのですが、
現地を見てそれは無理なことがわかりました。

階段位置は奥の方はやめて中央部分に変更です。

なので、2列目の束柱もすべて同じ高さにしました。


しかし、柱はなんとか自立するも、
肉眼で見ても傾きが感じられますね。

実はこんなこともあろうかと、
こんなものも用意しておきました。

0.5mm厚のスペーサーです。

邪道かもしれませんが、柱が垂直に立つように、
基礎パッキンと角材の間に挟んで調整してしまおうという魂胆です。

なにしろ、
束石の面の水平と、
切り口の面の平と、
その直角と、
三つの要素が全て整わないと、
この長さの柱が真っ直ぐにたつことなど素人には奇跡です。


大引きの高さの墨を出す

さて、
いよいよレーザー墨出し器の出番です。

時間があれば、
資金の倹約にもなるし、
水盛りでやってみたい気持ちもありましたが、

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今回はスピード優先と思い、
マイナポイントで購入してしまったものです。

初めて実践で使います。

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ですが、この辺りの写真は一斎撮り忘れてしまったので、😅
わかりにくいと思いますが手順だけでも書き留めておきます。

  1. 墨出し器を安定させた台(私は墨出し器のケースを使いました)の上で
    水平になるよう脚の高さを微調整して設置する。

  2. 電源スイッチを入れて水平ラインを出す
    (比較的廉価な赤ラインの機器でしたが、「屋外モード」というのがあって、問題なく見やすかったです)
    しかし、風が吹くとラインが揺れる。。。ww

  3. 15本の柱すべてに赤ラインの位置に印をつけて基準線とする
    この時、垂直の赤ラインも出してみて、さっきのスペーサーを挟んで調整しておく
    (その後、基礎パッキンを柱にビス留めしました)

  4. 大引きの高さまでの差分をきっちり測る

と、ここで軽い事件勃発です。

1列目と2列目の束柱を同じサイズで荒切りしてしまったのはまずかったです。
2列目の土の上の束石の方が5センチぐらい低いので
そこの柱は寸足らずになってしまいました。💦

でも、もう後の祭りなので、水平をとれる一番高いところを基準に大引きの高さを決めました。

でも、これがかえって好都合だったことがこの後わかります。
お天気にも恵まれましたが、ツキも味方につけていたようでした。。。


束柱の高さを決める

先に1列目と2列目の束柱の高さを揃えました。

現場で丸鋸を入れることに
水平には本当に気を使います
束石の周りの土も戻しながら
まあまあ納得しています

今年もあと2日

日没です。
今日の作業はここまでにします。

今年も残り後2日になりました。

すぐ近くの一燈というラーメンさんも年内最後の営業です。

ここの炙りチャーシューは美味しいです おにぎり付き

いつものチャーシューメンにしました。

胃が痛いというのに
ちゃっかりビールだけは外しません。

大丈夫なのか?ひかる🤔😗

(続)

Hikaru

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