ついに昨日、デッキができました。。。

東京で計画していた時、
なんとかそこまではやり終えて帰りたい
というところまでたどりつきました。
ただ、ここまでくると、欲も出てきます。
「時間があればやろう」
と思っていた、庭へ降りる階段を作ってみようと思います。
明日の早朝、東京へ帰る
というところは動かせないので、
デッドエンドは日の入りまで。。。
(そんなに自分を追い込んでどうする?😓)
やるからにはやりきりたいところです。
即席作戦シート

前日の夜に作った
「階段作るぞ即席作戦シート」です(雑)
こんな汚いメモでやろうとしています
なんだかわからないと思いますので、
ブログでは補助画像を作りました

ウッドデッキの高さは地面からちょうど600mmぐらいでした。
なので、
階段の踏み板(踏面というらしいです)の
高さ(けあげというらしいです)は150mmにしようと思います。
高齢の義母が昇り降りするので、低めにゆったりさせたい気持ちです。
踏み板には床板と同じ飫肥杉を板のように3枚並べようと思います。
板の幅はちょうど100mmなので、300ミリが踏み板の奥行きです。
この、けあげと踏面のバランスは
日本人の体型には理想といわれる比率みたいでした
蹴上×2+踏面 = 60cm が理想だそうで、まさに 15cm×2+30cmで60cmです。
まぐれあたりです😋
階段の幅は700mm
けっこう、ゆったりした階段になります。
その分階段面積も広がりますから、
少々贅沢な作りの階段になるかもしれませんが、
高齢の義母の安全第一です。
そして図の意味は、
青色線が側板の形状を意味していて、
踏み板のつま先から水平に45mm先が側板の縁になるようにして、
斜めに線を引き、
デッキの床板の高さに合わせます。
側板の材の幅、235mmはそのまま使って、変則六角形のようにカットします。
そして、踏み板は側板の内側を彫って(!)はめ込むようにし、
側板の外側からビス留めしようと思います。
なんとなく、できそうな絵が描けたところで
実サイズで合板に書く

この変則六角形の側板が問題です。
この角の角度とか難しくない?
踏み板もちゃんと水平になるようにしなきゃ。
ということで、
下絵のサイズを実寸でペケ台の合板に書きました。
落書きです😁
型紙というか、
その絵に合わせて側板をカットし、
踏み板をはめるための彫る位置を
写しとって墨付けしようという作戦です。
ここで、階段の脚をおろす場所に
大きめのタイルを先に置いておきました。
地面を少し掘って、
束石を設置した時に使った砕石の残りを敷いて転圧し、
面の高さを水平に揃えておきました。
側板をカット



かなり神経使いましたが、
側板2枚はまとめてカットすることで
ほぼ寸分違わぬ形になりました。
はめ込み部分を彫る
これが最初はちょっと失敗しました。
ふと、また余計なことを考えてしまい、
踏面の板の厚みと奥行きの部分だけを掘り込むのに
トリマーを使おうとしたのが失敗です。
(ほとんどちゃんと考えていない💦)
深く彫る(15mmは彫りたい)のは時間がかかるし、
第一、角が丸くなってしまうので、
そのRの部分は結局鑿で直角に欠かないといけなくなります。
製作制限時間まであまりないというのに馬鹿なことを考えてしまいました。
作戦変更して、相欠きした時と同様に丸鋸を入れてしまいます。
そして、鑿で削ります。

踏み板は3段。
側板左右2枚の同じ位置に計6ヶ所15mmの深さで彫りました。
踏面の板が乗っかる部分です。
そして、階段の踏板を側板で左右から挟むようにして ビスで固定しました。
さらに、なんと表現して良いかわかりませんが、
デッキの大引きにビスで固定するための板を一枚
側板を引っ掛けて乗せるようにして組み立てました。
(伝わりますかね。。。表現力乏)
階段の完成
こんな感じでデッキに固定しました

階段の左手には当初の計画の階段位置を変更するしかないという判断になった
超重い踏み石も見えています。

墨も残ったままですが、そこはご愛嬌ということで💦

というわけで、なんとか最後の最後に階段まで設置しました。
ビフォーアフター
DIYerのお約束かもしれませんので、最後にBEFORE AFTERを。
BEFORE

AFTER

この後、最後に防腐剤入りの塗装を重ねて完成としました。
2023年1月3日、製作を始めてから8日目の日没時のことです。
もう数十年間人間をやっていますが、
こんな充実した達成感を味わったのは、
かつて今までにあったかなかったか。。。
今夜は🍺で乾杯です。
最後までひかるのウッドデッキ製作記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
追伸

いろいろな経緯で予定より残材が多く出ました。
倉庫には入らないサイズなので、部屋の中に持ち込んで片づけました。
きっとこれでまた何か作ろうと思います。
