還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

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デッキ製作DAY5-夢に見た床板張り

5日目の朝です。
別名(エンジニア的にいうとエイリアス)、
2022年の大晦日ともいいます。

ずっと書き忘れていたことですが、
初日の午後からバリバリの筋肉痛です。

手のひらには丸鋸マメもできてます。
(これは下手くその証?)

胃もまだ痛いし、かなりボロボロです。。。



短手の刻み

前日、母屋側の長手の大引きまで刻んだところです。

いつもの雑な絵で申し訳ないですが、
緑色の部分が終わっとところ

今日は短手の5本の大引きから捌いていきます。

これは長さも同じ、
相欠きの刻む位置も同じなので、
できるところは5本まとめて丸鋸を入れてみたいと思います。

ペケ台の端材で作った丸鋸ガイドの出番です。

きっちり並べて一気に。。。
といきたいところでしたが、
材が微妙にゆがんでいるので、そう簡単にはいきません。

欠き込むところは「深さ」が大事なので、
まとめて切り込みを入れるの2本か3本同時がせいぜいです。

いっぺんに切ったのは切り墨ぐらいでした。



丸鋸の入れ方はだいぶ慣れてきました。
(その慣れが怖い気が)

これから綺麗に削っていきたいと思いますが、
呑気にやっていたら年が明けてしまいます、、、😓

それなのに、なるべく芽はうまく避けようとしたつもりですが、
こんなふうに切り口に突然現れる芽もあります。
ちょうど削りたいところでいい感じに邪魔をしてくれます。😒


なかなか丸鋸の刃のラインまで削り切れません。
指矩を当てても0.5mmぐらい浅いのがわかります。

頑張ってもうちょっと削ります。



そんなこんなでなんとかかんとか。。。
5本の短手の大引きを仕上げました。


長手と短手を組んでみる

長手の大引きは、支える5本の束柱にビス留めして
(50mm欠きこんでいるところで90mmのビスを使いました)
短手の5本の大引きを組んでみたところです。
ちょっと叩いてスポンぐらいの感じで入りました。
ついでに柱を組んでみました。
(柱に渡している細い角材は定規として作ったもので大引きではないです)

まあまあいい感じじゃないですか?😋

相欠きなので本当に大引き同士の上面がフラットに組めれば文句はないですが、
素人ではなかなかそこまでの精度は出ないと予想していました。

そんな時、
床板を止めるのは短手の5本の大引きのほうなので、
長手の大引きの面の方が上になって、短手の面のほうが下がるぐらいなら、
むしろ短手の面の方がやや上になっても構わないと考えていました。
(張った床板のフラットを考えるとその方が凸凹しないでしょう)

でも実際にはほぼフラットにできました( ˆoˆ )/

水平も気になるところですが
大きな問題はなさそうです。

2日目のミスにここで気づく

ですが、何かが変。🤔

写真ではよく分からないかもしれませんが、
柱が束石からちょっとはみ出しています。

ここで初めて束石の位置を測り直して気がつきました。

2日目のこの時

この時に張った水糸の位置を間違ったに違いないです。
あ〜あ。
どうやら、柱の位置に水糸を張って、
そのラインに束石を合わせてしまったようでした。

しかし、後悔先に立たずです。
やってしまったことは仕方がない。
もう前を向かなければ年が明けてしまいます。

短手の5本の大引きを40mmつめることにしました。

当然、床板の張り方も変えます。

当初、床板と床板の間隔は4mmで考えていましたが、
3mmに詰めます。

大引き全体も、
少し庭側にずらして母屋側に空間をだして、
予定通り床板をそのまますべて張れるように考えました。

決して「床板の幅を割いてデッキの幅を調整する」ことだけは避けようと思ったのです。

ビスの斜め打ちに挑戦

2列目の束柱と短手の大引きとは、ビスの斜め打ちで固定したいと思います。
金折れなどの金属はビス以外は使わないと心に決めてきたので。。。

ネットで見たのを安易に真似しようとしたのです。

最初は無謀にも束柱から大引きに下から斜め打ちにチャレンジ!
(無謀と思っていなかったからやってみたのですが無謀でした)

結果はあえなく撃沈です。

難しすぎ!

ビスが入っていかないし、
ビス山は潰すし、、、
諦めました。

相手は檜の角材です。
SPFの感覚でいたひかるがおばかで安易でした。

檜って硬いんだなぁとその時は思いましたが、
後で調べてみると、むしろ檜は柔らかい木に分類されているようで、
素人の浅はかさをここでも思い知った感じです。

なので、斜め下からのビス打ちは諦めて、
大引きから束柱に上から斜め打ちです。

下穴も空けましたが、
材から煙が出ました。
ビットもこの通り、
火が出そうな勢い
(というか実際燃えていたと思います)

もっとも、
そのおかげでうっかりビットに触れることなく、火傷をせずに済みました。  

大引きの完成

ようやくここまで辿り着きました。

最後の山場の長手の大引きです。

これまで通り、欠き込みを終えて、柱と組みます。

とにかく重いので、仮の柱に乗せて準備。

相方と四苦八苦しましたがなんとかはめ込みました。
(ビッグイベントだったのに写真がない・・・大変だった証です、きっと)

今回のウッドデッキ製作の最大の山場(と思っていました)を超えました。
(安堵😗

夢に見た床板張り

大引きを組み上がったところの写真はぜひ撮っておきたかったですが、
気が急いていたのだと思います。

なんとか暗くなるまでに床板を張ってしまいたい。
今日は大晦日
暗くなることはつまり年を越すということ。
なんとか年内に床板を〜!

という気持ちで焦っていました。

仮張りしました。
1枚に2ヶ所だけビスを打っています。
個性的な飫肥杉(おびすぎ)の木目です。

こうしてみると、一枚一枚みんな違います。
(また当たり前のことを)
あまり、板の並びにはこだわりませんでしたが、
右から4枚目の黒っぽい板は威張りすぎですかね?🤔

なんとか年内に床板を張るところまではこぎつけたようです。

2022年の「キリ」という意味では満足です。

あとは年明けに落ち着いて仕上げを。。。

と、思った矢先に

しまった、忘れてた!



ここまできて思い出しました。

この柱を立てたい
と思っていたことを。

3列目の5本の柱はフェンスとして目隠し板を張るつもりですが、
このまま一列のフェンスではなんとなく庭側にパタンと倒れるのではないかと思えて
(そんな簡単には倒れないと思いますが)
見た目にも不安な感じがします。

なのでL字のフェンスにしておきたいと思っていました。

この絵は当初の計画で、
柱にすることを諦めたのは既にこの記事の中で紹介しましたが、

blog.yutenji.biz

短手の大引きの上に目隠し板用の柱は立てたいです。

ですので、せっかく張った(まだ仮止めでしたが)
床板2枚は剥がすことにします。



今日は大晦日ですが、

交通関係者や医療従事者、
消防暑や警察署で勤務している方など、
仕事をしている方も大勢いらっしゃると思います。

でも、まさかこんなふうに押し迫った年の瀬に、
ウッドデッキなんぞを一所懸命作っているのは
日本広しといえどもきっと、ひかるぐらいのものでしょう。

明日はもう新年だということも
季節感を感じることも
何もない、
晦日の夕暮れです。

ようやく年納めです。

この写真で2022年を終わります。

(続)




(追伸)

娘が大晦日の最終便で東京からやってきます。

迎えにきました。

ちょうどあと30分で新年ですね。
飛行機は少し早まって23時45分着になりました。

家族揃って新年を迎えられそうです。

ここまで、最後までお付き合いありがとうございました。
皆様良いお年をお迎えください。

 

Hikaru

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