還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

MENU

四つの敵

正直言って、広い庭に本格的なウッドデッキを作るより、
この狭いベランダをウッドデッキにする方が簡単だろう。
と、高を括っていました。

しかし、、、

いざやろうとすると問題だらけでした。


四つの敵

2階以上のベランダには手すりの高さ制限がある!

薄々勘づいてはいました。
ベランダにウッドデッキを貼ると、当然床が上がります。
すると、相対的に手すりは低くなります。

調べてみると、 建築基準法では110センチ以上は確保しないといけないです。
確かに低い手すりは怖い。
もちろん、測りました。
なんと高さは114センチしかありません。😱

やばい、4センチ以上床を上げてはいけないことになります。😅

避難ハッチが出っぱっている

ざっくり考えた時も、この避難ハッチをどうしようかはなかなか答えが出せませんでした。
気持ちとしては、ハッチの高さに合わせたウッドデッキにしたい。
床面がフラットになったらただでさえ狭いベランダを少しでも広く使えるのではないか!

いや、そこは絶対外せない。🙁

ドレーンを塞ぐのか?

写真の右、手すりの脇には排水用のドレーンがあります。
もちろん、水が流れないようにしてはいけないです。
しかもこの段差。
写真の手前方向に流れるように勾配もあるので、どうする?🤔

そもそもベランダ自体に勾配がある

当然ですが、ドレーンに向かってベランダそのものにも勾配がありました。
ここにウッドデッキを作った時に、その床面は水平を取るべきか?🤔

散々考えた末

写真で言うと、この避難ハッチより奥側はハッチの高さに合わせて床を嵩上げし、人工芝を引いてしまおう。
避難ハッチの高さは34mmぐらい。
ワンバイ材の厚さ19mm + 厚さ12mmの合板 + 2mmのスペーサーで
合計33mm高くして人工芝をその上に敷くことにします。

そして、避難ハッチの手前側は計画通りウッドにしよう。
(この結論に至るまで考えた考えた、、全面的に人工芝にする案もあったりした)

そして、コンクリートボンドなどで脚は固定はしない。
まあ、ウッドデッキというよりはむしろ「すのこ」ですね。
置くだけです。

そして、水平は気にしないことにしました。
ベランダの勾配だって気にならないですから問題なしです。


資材購入

と、方針が決定したところで、早速資材を購入してきました。

材料 金額 備考
ラワン構造用合板 2,880 人工芝の下地
SPF加工材1X2材 6本 2,748 根太
杉加工材7本 14,860 床板用
人工芝1(m)X2(m) 4,580
水性ウッディガード ウォルナット0.7l 2,680 木材の保護
消費税 2,774
合計 30,522

この他に、ビス、人工芝固定用の両面テープ、レベルスペーサーなども購入したので全部で¥35,000ぐらいかかりました。


カットと塗装

木材はホームセンターでも車に乗るように大雑把にはカットしてもらいましたが、現場実寸で切り揃えました。
最近買った丸鋸が大活躍です。

ウッディガードのウォルナット

早速これから塗装です。

DIYはここが楽しい。

塗装と言っても人工芝を敷くので目的は木材の保護です。

ウッディガードのウォルナットを使います。

脚の工夫

そして、ベタッとベランダに木材の脚を置くのはなんか嫌なので、
ちょっと面倒でしたが2mmのスペーサーを履かせました。

無理矢理ビス留めしてみましたが、
その効果はわかりません。

右側の変な出っ張りは、ドレーンに落ち着かせるために、
一本一本それぞれの位置の高さ調整のためにつけました。😅

いざ設置

脚をとりあえず置いてみる

では、並べてみます。

右側の一本位置が半端にずれているように見えるのは、
避難ハッチの取手を逃げるためです。

脚が邪魔でハッチが開けられない
なんて悲劇が起きないように🙁

合板を乗せてみる

合板ですが板状にして、3mmの隙間を確保するようにしました。
水捌けにはそうした方が良いかなと思ったので。

右手のハッチの取手に手がかけらるように欠いておくのも忘れずに。

そして人工芝を

ハッチの周りを人工芝で覆ってみました。
いい感じです。  

完成

最後にハッチにも人工芝を。

思っていたよりいい感じに仕上がりました。😊
思わず体育座りしたくなる。。。😄

でも、これ防災器具の点検の時に怒られちゃうかな??🤫
ハッチが見えなくなっているので。

ま、その時はその時ということで。

(続)

 

Hikaru