例年、娘の母校のバスケット部は9月の1週目の週末の大会でユニフォームを脱ぎます。
もっとも6月のインターハイの予選ですでに引退はしているので、
たいした練習をしているわけでもなく、
最後のお別れ試合のようなものですが、
先輩から後輩へバトンタッチといいますか、
気持ちのけじめという意味あいのある大会です。
ところが、こんなご時世で、 例年とは違う大会が無観客で行われました。
もちろん、見に行ったわけではないので
試合展開などはわかりませんが、
結果を見ると、
なんと娘の母校は1点差勝ちしていました。
よかった。。。
いろんな意味で。
そもそも
逃げ切ったのか、間際の逆転か
もわかりませんが、
そんな試合をもし見せられていたら、
精神衛生上もたまったものじゃないです。
バスケットは
試合時間が厳密
です。
コートの中でボールが生きている間だけ
試合時間は進みます。
つまり、何か反則があって審判が笛を吹いた瞬間、
ボールデッドになって試合時間はとまります。
そして、2秒あれば得点する(される)ことは可能です。 終了間際は時間との勝負です。
リードしていればどうやって逃げ切るか!
ダメ押しできるか!
負けていればどうやってボールを奪うのか
バスケットはボールを持っている側しか得点できません。
(たま~~にオウンゴール?というのもあることはありますけどね)
勝っていれば相手にボールさえ盗られなければ
逆転されないのが理屈です。
下手にダメ押しの追加点を狙ってシュートを打つと、
外して相手にリバウンドを取られて
逆転されるリスクが伴います。
なのでシュートを打たずにボールを回すのですが、
バスケットには24秒ルールというのがあります。
24秒間シュートを打たないでボール回しだけをしていると
自動的に相手チームのボールになってしまうのです。
要するにシュートするタイミングは駆け引きです。
残り時間にもよりますが、
逆襲される時間はできるだけ短いほうが
守り切れる確率は高くなるでしょう。
24秒をうまく使うことに集中します。
だから、1点差の終了間際の攻防は
どっちのチームにとっても難しいです。
残り時間との戦いです。
見ている方は胃が痛くなります。
もう、こういう試合は
結果だけ知るのが一番
です。
っていうのは負け惜しみみたいな話で
本心は生で観たいですよね~。。。
結果がどうであれ。
とにかく、
後輩たちはよく頑張った!