還暦過ぎたエンジニアの挑戦

還暦過ぎても好奇心だけは忘れない エンジニア ひかるです

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マルチカーソルを使わないでどうする! - VSCode

昨日、スクワットをしすぎて、ちょっとした筋肉痛になり、
「股関節が痛い」
って、言おうとして
股間が痛い」
といったら、妻に大笑いされてしまいました。

こんにちは、Hikaruです。

そろそろ、エンジニアっぽいことも書こうと思います。
 


普通は、文字入力するときのカーソルは一つですよね。

マルチカーソル

とはその名の通り、
2つ以上のカーソルを出して(作って)、
一度に入力を済ませちゃおうという機能です。

例えば、普通の文書の入力ではあまりそういう場面は少ないかもしれませんが、
Wordなどの文書でも
「表記のゆれ*1をいっぺんに直したい」 というような事は時々あるのではないかと思います。

と、強引に話を持っていきましたが、
そういうのはWordにもある

校閲 > 表記のゆれチェック

みたいな機能で十分対応できますね。

でも、エンジニアはちょっと事情が違います。

プログラムやコードの記述では、単なる「表記のゆれ」ではすみません。
致命的なバグにも繋がります。

要するに、この「マルチカーソル」を使えるかどうかは、
エンジニアのテクニックセンス」の問題です。

なにしろ、コードを書くために使っているのは
テキストエディタ(の類)で Wordみたいな高級品じゃありませんから、自分で何とかしなければいけません。

今日はVSCode*2のマルチカーソルについて紹介します。
(前置き長すぎ💦)


実はマルチカーソルについては以前も記事を書きました。

blog.yutenji.biz

少し、イメージしていただけるといいなと思いますが、
今日はもう少し基本的なところを紹介しようと思います。

必要なところにカーソルを追加する

まず、はじめの一歩はこれです。
カーソルを追加したいところをoption(alt) + クリックで追加していくだけです。

ここで、うっかり意図しないところを追加してしまったときは 慌てずにもう一度同じところをoption(alt) + クリックすればキャンセルできます。

例えばこんな風に使います。

f:id:hikaru217:20200726122052g:plain
マルチカーソルの基本

とにかく、大事なことは
必要なカーソルを自在に追加したり、
取り消したりできるようにして、
余計なところのカーソルは確実に除外しておくこと。

それさえできれば、
あとはそこに入力やペーストをしてあげればよいのです。 一気にもれなく入力がかたずけば、
仕事が早く、確実に進むこと請け合いです。😐💯

キー操作でマルチカーソルを作る

少し実践的です。

同じ文字を順に選択して、マルチカーソルを作ります。 最初に文字列を選択しておいて、Command(Ctrl) + D を使って一つずつ追加していきます。
ここでも、不要な箇所を選択してしまった時は Command(Ctrl)+ K を打てば取り消しできます。
その後、引き続き Ctrl + D を使います。
選択ができたら、← → キーでカーソルを移動して、入力します。

例えばこんな感じに

f:id:hikaru217:20200726133925g:plain
マルチカーソルの基本 その2

ここでも不要な箇所をちゃんと除外できれば仕事は早いです。

カーソルを一気に追加する

それには、選択した文字列を一気に選択する機能 Command(Ctrl) + shift + L を使います。

その後、← → キーでカーソルを移動すればよいのです。

例えばこんな感じに使います。

f:id:hikaru217:20200726142057g:plain
マルチカーソルの基本 その3

まとめ

もう、お気づきだと思いますが、
「その作業にマルチカーソルを使うと良いと気付けるか」 が、鍵ですね。

これだけ押さえておけばかなり使えます

  • 「option(alt) + クリック」でカーソルを追加したり削除したりできる
  • 「Command(Ctrl) + D」 で文字列を検索しながら選択箇所を追加できる
  • 「Command(Ctrl) + shift + L」 で一気に文字列選択できる

ちょっと慣れるまではまごつくこともあるかもしれませんが、
意識して使うようにしていると、自然に指が動くようになります。

 

Hikaru


*1:同じことを表現するのに文書の中で統一されていないこと
サーバーとサーバ、問合せと問合わせ、等々

*2:Hikaruお薦めのテキストエディタ